トニー・シャルーブ |
レバノンからアメリカへ移住してきた父親(Joe Shalhoub)と、レバノン系アメリカ人の母(Helen)との間に生まれた。父親はウィスコンシンでソーセージ売りをしていた。 10人兄姉の下から二番目という、バリバリの末っ子気質(?)
芝居との出会いは、彼が6歳の時、姉のひとりが高校の出し物「王様と私」に彼をエキストラ出演させたのがきっかけ。それ以降演じることに夢中になってゆく。 イエール大学演劇学部で修士号を取得後、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるアメリカン・レパートリー・シアターに4年間在籍。
ブロードウェイで主演した「Conversations with My Father」でトニー賞にノミネート。 オフ・ブロードウェイでは、クラシック・ステージ・カンパニー公演「ゴドーを待ちながら」「ラモーの甥」 ニューヨーク・シェークスピア・フェスティバルで上演された「ヘンリー四世 第一部」「リチャード三世」など多数の舞台に立ち、キャリアを積む。
この頃、「The Heidi Chronicles」で、4歳年上の女優ブルック・アダムスと運命の出逢い。
シャルーブは一目惚れだったそうです!
92年に結婚、Josie(89年生)とSophie(93年生)の娘ふたり。おしどり夫婦です。02年にシャルーブ自身が監督も務めた「Made-Up」や、日本でも人気のドラマ「名探偵モンク」などで多数共演。
元祖「チャーリーズ・エンジェル」の出演を断った経歴もあり(!)
シャルーブの個性がアメリカ国民に広く知られるようになったのは、91年から放送終了の97年まで出演した、長寿ドラマ「Wings」。 映画デビューは90年「ロングタイム・コンパニオン」の医師役。 その後「シェフとギャルソン リストランテの夜」で全米批評家協会賞助演男優賞を受賞、実力派としての地位を確立します。
ひとくちメモ
・2002年「people」誌の『世界で最もセクシーな50人』のひとりに選ばれた功績あり。
・地元なだけありアメリカンフットボールチーム、グリーンベイ・パッカーズの大ファン。
・Lolly Popという名前の白い犬を飼ってました。
・お兄さんのダン・シャルーブは犬のウンP取り(その名もSha-Poopie)を発明。これ結構有名らしいです。
・ブルック・アダムスにプロポーズしたのは、彼女の出演作「ガス・フード・ロジング」を一緒に見ている時だったそうです。