製作年 | タイトル | メモ |
1999年 | 「ギャラクシー・クエスト」 |
監督:ディーン・パリソット 放映終了から20年程経った今も熱狂的なファンを持つTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」。 その主演スターが出席するイベントへサーミアンと名乗る不思議な4人組が現れる。 俳優たちを実在する英雄だと信じる彼らは、宿敵から星を守るため助けを求めに来た本物の宇宙人だったのだ!!! 技術主任、チェン/俳優、フレッド・クワン。 堂々と中国系の名前を名乗ってるとこからして人を食ってますね。いきなり本物の宇宙船に移されちゃったって、未知の星に着陸したって、ひとりだけ何かモグモグ食べ ながら嬉々としてる。 一言で言えば『全部変』ですが特に眉毛を吊り上げて目を細めたあの奇妙キテレツ笑顔。究極にアホらしいこの映画に溶け込みつつも、そこにいるだけで笑えてしまうような 異彩をぷんぷん放っている…恐るべし! この作品で彼にインパクトを持ったという人が多いみたい。 |
1999年 | 「Stark Raving Mad」 |
トニー・シャルーブ…出演/Ian Stark
監督:Steven Levitan |
1999年 | 「大人たちのシーズン」 |
監督:ポール・ソルヴィノ かつてバスケットボール選手権で優勝し、一躍ヒーローになった4人。久しぶりに同窓会で集まった彼らだが、昔の栄光は金や名誉という名の泥に 汚れてしまっていた…。 公式サイト市長、ジョージ。このお腹!いかにも嘘っぽい恰幅の、見るからに頼りない市長。実際には6歳も若いヴィンセント・ドノフリオの方が遥かに威風堂々としてて市長っぽい。 なのになぜシャルーブ?と疑問を抱き始めた頃にその理由が分かってきます。さらに似合う似合わないは置いといて、滅多にお目にかかれない金髪も必見(かも) 色んな意味で家宝にしたい映画。 |
1999年 | 「The Tic Code」 |
監督:ゲイリー・ウィニック 「大人たちのシーズン」共に情報提供:通りすがりのシャルーブファンさん ジャズバーのマスター、Phil。シャルーブはなぜかバーカウンターとか似合うような気がします。 このマスターはヤクザ?ってくらい人相も言葉遣いも悪いけど、純粋にジャズが好きな人のようです。 子供の演奏にもプロの演奏にも同じようにいい顔で耳を傾けてるところが印象的でした。 |
1999年 | 「アリーmyラブ」 (第2シリーズ第18話「愛しくて虚しくて」) |
監督:アーリーン・サンフォード 亡き妻の手を切り落とし、アリーに弁護される被告人、シェプリー。最初から最後まで悲哀に満ちた表情。あまり動きのある役ではないけど、目で訴えてます。 アップが多いのもファンには嬉しい(笑)悲哀感を漂わせつつもなんかどっかヘン、っていう感じがハマってる。 |
1998年 | 「シビル・アクション」 |
監督:スティーヴン・ザイリアン ▲アカデミー賞/助演男優賞(ロバート・デュヴァル) トラボルタ扮する弁護士ジャンの、昔からの気を許せる仲間ケビン。派手に目立った活躍シーンはありませんが、影でいつも仲間を支えている重要な役です。 |
1998年 | 「マーシャル・ロー」 |
監督:エドワード・ズウィック デンゼル・ワシントン扮するハブの部下フランク。ほとんどの行動をハブと共にしており、主役級に登場シーンが多いです。 ハブとの意志の疎通と言い、爆風に襲われた彼にただ一人駆け寄って声をかける情の厚さと言い、時折見せるお茶目なところと言い、プロ根性と言い背中に背負った重荷を 感じさせる表情と言い…申し分ない!ファンにはたまらん作品です。 |
1998年 | 「インポスターズ」 |
監督:スタンリー・トゥッチ 豪華客船の一等航海士。鑑賞前に心構えしておきましょう。 |
1998年 | 「ポーリー」 |
監督:ジョン・ロバーツ ロシアからアメリカへ移住してきた孤独で心優しい清掃員、ミーシャ。ポーリーの長い話の聞き役でもあり、珍しく癖のない正統派イイ人・シャルーブを見ることができます。しかもあの孤独な感じがたまりません。 オウムがほんとに喋ってるように見えるのは、オウムと向かう時のシャルーブの生き生きした表情が一役買ってると思います。ロシア語訛りも聞けます。 |
1998年 | 「パーフェクト・カップル」 |
監督:マイク・ニコルズ ▲アカデミー賞/助演女優賞(キャシー・ベイツ)、脚色賞 後半に、過去のピッカーについて話をするチンピラ風の男エディ。こういういかにも小者ぽい彼はあまり見たことなかったので新鮮。 脇役に存在感ある俳優の多いこの映画、シャルーブもほんのわずかの登場シーンでギラッと光ってます。 プールサイドの椅子にだらーっと座って、でろれ〜んとアロハシャツを着て、ニタニタ笑ってちょっとろれつの回ってない喋り方してます。 なんだかやけに格好良く見えるのは私だけでしょうか。 |
1997年 | 「普通じゃない」 |
監督:ダニー・ボイル バーの店長アル。ド派手なアロハに身を包み、絶望感溢れる人生論を訥々と主人公に語るマスター。悲壮感と哀愁に満ちた去りゆく後ろ姿が笑えます。 (でもマスターの説教を逆に糧にしてる主人公も逞しい) |
1997年 | 「ガタカ」 |
監督:アンドリュー・ニコル ▲アカデミー賞/美術賞 DNAの売人として、イーサン・ホークをジュード・ロウにしてしまう大事な役割。 無機質な世界に溶け込んでいて、どことなくヒトじゃないような、ちょっと不気味な存在。 |
1997年 | 「メン・イン・ブラック」 |
監督:バリー・ソネンフェルド ▲ゴールデン・グローブ賞/作品賞[コメディ/ミュージカル部門] 地球に侵入して来た異星人の監視を行う秘密組織MIBエージェントの活躍を描く。トミー・リー・ジョーンズ扮する『K』に頭を吹っ飛ばされて再生する時計店の店主、ジープス。まさかこの役がシャルーブだったとは。 くるくるな目といい出っ歯といい「スパイキッズ」以上のガッツを見せてます。しかし元々ヒト離れしてるので、あんまり違和感ありません。 キモカワイイの原点はここにあり。と私は信じてます。 |
1996年 | 「シェフとギャルソン リストランテの夜」 |
監督:スタンリー・トゥッチ、キャンベル・スコット ■全米批評家協会賞/助演男優賞(トニー・シャルーブ) 職人気質で頑固なシェフ、プリモ。でも恋には不器用で、好きな人の前でのギクシャクした態度や、弟のお陰で彼女をパーティーに招待出来て、自分の厨房で自分の料理を 味見してもらっている時の、子供のようなはしゃぎっぷりはとっても可愛い!頑固で素朴、でもやっぱり本音ではパーティー大好き、そして何よりも故郷と家族を大事にする 愛すべきイタリア人シェフを演じ、全米批評家協会賞の助演男優賞を受賞しています。 |
1996年 | 「そりゃないぜ?!フレイジャー」 (第3シーズン第23話「気になる一言」) |
監督:フィリップ・C・マッケンジー
フレイジャーのラジオ番組の批評でただひとり"面白くない"とコメントするモニター役。その一言が不幸の始まりで、この後大変な目に遭うそうです。地べたに座り、
スウェットシャツの帽子を被り(しかも写真で見る限り三角形!)、眼鏡をかけ、いかにも惨めな表情のシャルーブ。映像を想像しただけでも笑いが込み上げてきます…。 |
1995年 | 「X-ファイル」 (第2シーズン第23話「影踏み」) |
監督:ジェームズ・コントナー 自分の影がブラックホールになってしまった、非常に可哀想な博士チェスター・バントン。 初っぱなから焦り、不安がり、疲れている様子がとてもよく伝わってきてさすが!爆発頭も見もの。 |
1994年 | 「星に想いを」 |
監督:フレッド・スケピシ ティム・ロビンス扮するエドが務める自動車工場の工場長、ボブ。目立たない役ではありますがわりと登場シーンは多く、アインシュタインのお陰で自分の工場も有名に なると純朴に喜んでいるところなど微笑ましいです。 |
1993年 | 「ジプシー」 |
監督:エミール・アルドリーノ ▲ゴールデン・グローブ賞/作品賞[TVムービー/ミニシリーズ] ブロードウェイのヒット・ミュージカルを再度映画化。ふたりの娘とコーラスラインの少年を連れて全米を興行して回るステージ・ママ、ローズ。 普段あまりパッとしない彼女の娘ルイーズ(姉)は、ひょんな事からストリップの舞台に立ち、拍手喝采を浴びる…。
ジャッコおじさん。ジャッコおじさん…おじさん…シアトルの劇場で毎週金曜にショーを開いてるおじさん役なんですが見よこの格好。
アイルランドの民族衣装を彼に似合うよう特注・改造したのかと思うほど、板に付いてるのが怖い。非常にちょい役ながら初っぱなに登場し、見る者に鮮烈なショックを
与えます。パワフルお姉さんベッド・ミドラーにやや押され気味。 |
1993年 | 「アダムス・ファミリー2」 |
監督:バリー・ソネンフェルド ▲ゴールデン・グローブ賞/女優賞[コメディ/ミュージカル](アンジェリカ・ヒューストン) アダムス一家に新たな一員が加わった。モーティシアの赤ちゃんの乳母として、デビーという若い女性がやって来る。 だが、実はそのデビーは世にも恐ろしい連続殺人鬼だった!後半、ジョーン・キューザック扮するデビーが騒いでいるバーで、ノリノリで歌いまくり踊りまくっている海兵さん。いきなり超ハイテンションで現れ、"マッチョマッチョ マ〜ン"と彼の歌声が聞ける上に踊りも見れます。しかしなんと言っても極めつけは…セーラー服でしょう(もちろん海兵さんの制服の方ですよ) |
1993年 | 「ボビー・フィッシャーを探して」 |
監督:スティーヴン・ザイリアン ■MTVムービー・アワード/新人監督賞(スティーヴン・ザイリアン) チェスを通して家族の絆、人生の苦しみや喜びを描く。7歳にしてチェスの天才的な才能を見出されたジョシュは、世界一を目指して厳しい訓練を積む日々。 そんなある日、彼と同年代のもうひとりの天才ジョナサンが現れ…。ジョシュがチェスクラブでチェスの相手をする、名もない男。モジャモジャ髭に気難しそうな表情。けどジョシュからお菓子をもらってちょっと嬉しそう。 |
1992年 | 「ハネムーン・イン・ベガス」 |
監督:アンドリュー・バーグマン ▲ゴールデン・グローブ賞/作品賞[コメディ/ミュージカル部門]、男優賞[コメディ/ミュージカル部門](ニコラス・ケイジ) 母の遺言で結婚を決断できずにいる私立探偵が恋人に押し切られ、ベガスで挙式することに。 ところが金持ちギャンブラーが彼の恋人を奪い取ってしまったことから、彼は連れ去られた恋人を追って大奮闘。運命の事件が起こるホテルの、新しい支配人役。チョイ役にも関わらずジェームズ・カーンにとっても惨いことをされていました(涙)髪はふさふさ体はほっそり、 当然だけど若い! |
1991年 | 「バートン・フィンク」 |
監督:ジョエル・コーエン ■カンヌ国際映画祭/パルム・ドール(イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン)、男優賞(ジョン・タトゥーロ)、監督賞(ジョエル・コーエン) フィンク(タトゥーロ)が脚本を書くことになる映画のプロデューサー、ゲイスラー。熱血漢です。そして同じコーエン兄弟の映画「バーバー」と同様に、ここでも変な食べ方 してました。ランチのシーン。皿を挟んで両脇に置かれた牛乳と、紅茶だか何だかの飲み物を、一瞬どっちを先に飲むか悩むように見て(どっちだっていいだろうに) 結局牛乳→紅茶を立て続けにグビグビ。お腹壊しそう…。この頃は今よりもっとギラッギラしてます。 |
1990年〜1997年 | 「Wings」 |
トニー・シャルーブ…出演/Antonio Scarpacci(91-97)
監督:David Angell、Peter Casey、David Lee |
1990年 | 「クイック・チェンジ」 |
監督:ビル・マーレイ 言葉の通じないタクシードライバー。「モンク」を見たことのある方ならお分かりかと思いますが、この作品がトニー語の起源?デタラメ言葉が炸裂してます。 それだけでも聞いてて可笑しいのに、さらに情けない表情とどう見ても怪しい風情とあまりに哀れな被害者っぷり。哀しくて可笑しい。 |
1990年 | 「ロングタイム・コンパニオン」 |
監督:ノーマン・ルネ ■全米批評家協会賞/助演男優賞(ブルース・デイヴィソン) エイズにかかる仲間のひとり、ポールを診察する医師。記念すべき映画初出演作!昔から彼は白衣が似合うと思います。隣の患者の付き添いであるケバイお姉さんから モーションかけられてました(?) |
1989年 | 「デイワン 最終兵器の覚醒(めざめ)」 |
監督:ジョセフ・サージェント 物理学者エンリコ・フェルミ。実在したイタリア人ノーベル賞物理学者を演じています。若い頃からコメディの多いシャルーブですが、この作品では硬派な顔を 見せています。神妙な面持ちをしながら実験器具でコーヒーを沸かすシーンが個人的に好き。 |
1988年 | 「特捜女警部(デカ)-L.A.犯罪捜査線」 |
監督:ジョーグ・スタンフォード・ブラウン
ロスにはびこる悪の虫ナヒード。シャルーブ、ロスのワルを代表して登場。ここまで凶悪面した彼にもなかなかお目にかかれるもんじゃありません。
なかなか貴重なラリってる演技でもあります。この頃から小技利かせてたんですねー。うーむ職人気質。 |