2001〜現在 »   

   1988〜1999
   ※■は受賞作、▲はノミネート作品

製作年 タイトル メモ
1999年
「ギャラクシー・クエスト」

監督:ディーン・パリソット
出演:ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン、サム・ロックウェル、ダリル・ミッチェル、エンリコ・コラントーニ

放映終了から20年程経った今も熱狂的なファンを持つTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」。 その主演スターが出席するイベントへサーミアンと名乗る不思議な4人組が現れる。 俳優たちを実在する英雄だと信じる彼らは、宿敵から星を守るため助けを求めに来た本物の宇宙人だったのだ!!!

技術主任、チェン/俳優、フレッド・クワン。 堂々と中国系の名前を名乗ってるとこからして人を食ってますね。いきなり本物の宇宙船に移されちゃったって、未知の星に着陸したって、ひとりだけ何かモグモグ食べ ながら嬉々としてる。 一言で言えば『全部変』ですが特に眉毛を吊り上げて目を細めたあの奇妙キテレツ笑顔。究極にアホらしいこの映画に溶け込みつつも、そこにいるだけで笑えてしまうような 異彩をぷんぷん放っている…恐るべし! この作品で彼にインパクトを持ったという人が多いみたい。

1999年
「Stark Raving Mad」
トニー・シャルーブ…出演/Ian Stark

監督:Steven Levitan
出演:ニール・パトリック・ハリス、Eddie McClintock

1999年
「大人たちのシーズン」

監督:ポール・ソルヴィノ
出演:ゲイリー・シニーズ、ポール・ソルヴィノ、テリー・キニー、ヴィンセント・ドノフリオ

かつてバスケットボール選手権で優勝し、一躍ヒーローになった4人。久しぶりに同窓会で集まった彼らだが、昔の栄光は金や名誉という名の泥に 汚れてしまっていた…。

公式サイト

市長、ジョージ。このお腹!いかにも嘘っぽい恰幅の、見るからに頼りない市長。実際には6歳も若いヴィンセント・ドノフリオの方が遥かに威風堂々としてて市長っぽい。 なのになぜシャルーブ?と疑問を抱き始めた頃にその理由が分かってきます。さらに似合う似合わないは置いといて、滅多にお目にかかれない金髪も必見(かも) 色んな意味で家宝にしたい映画。

1999年
「The Tic Code」

監督:ゲイリー・ウィニック
出演:クリス・マークエット、ポリー・ドレイパー、グレゴリー・ハインズ

トゥレット障害というハンディを持った少年マイルスは、両親の離婚や学校でのいじめにより、子供ながら様々な葛藤を抱えていた。 しかし彼は何よりもジャズが大好き。アドリブの腕は天才的だった。マイルスはあるジャズバーでプロのジャズサックスプレイヤーと出会う。
「大人たちのシーズン」共に情報提供:通りすがりのシャルーブファンさん

ジャズバーのマスター、Phil。シャルーブはなぜかバーカウンターとか似合うような気がします。 このマスターはヤクザ?ってくらい人相も言葉遣いも悪いけど、純粋にジャズが好きな人のようです。 子供の演奏にもプロの演奏にも同じようにいい顔で耳を傾けてるところが印象的でした。

1999年
「アリーmyラブ」
(第2シリーズ第18話「愛しくて虚しくて」)

監督:アーリーン・サンフォード
出演:キャリスタ・フロックハート、ピーター・マクニコル、グレッグ・ジャーマン、ジェーン・クラコウスキー、ポーシャ・デ・ロッシ、ルーシー・リュー

アリーとジョンが弁護するアルバート・シェプリーは、妻の切り取った手を持ち歩いているのを発見され、殺人容疑で起訴された男。 愛するが故に死後に切り落としたのだと本人は主張するが、状況は不利で、アリーとジョンは過失致死を認めるよう勧める。

亡き妻の手を切り落とし、アリーに弁護される被告人、シェプリー。最初から最後まで悲哀に満ちた表情。あまり動きのある役ではないけど、目で訴えてます。 アップが多いのもファンには嬉しい(笑)悲哀感を漂わせつつもなんかどっかヘン、っていう感じがハマってる。

1998年
「シビル・アクション」

監督:スティーヴン・ザイリアン
出演:ジョン・トラボルタ、ロバート・デュヴァル、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・リスゴー、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ダン・ヘダヤ

▲アカデミー賞/助演男優賞(ロバート・デュヴァル)
▲ゴールデン・グローブ賞/助演男優賞(ロバート・デュヴァル)

敏腕弁護士ジャンはある日ラジオの法律相談番組に生出演し、ある主婦から町の周辺で川の汚染が進み、何人もの子供が白血病で死んだと電話を受ける。 町を訪れ、川の上流に大手企業が出資する工場を見つけた彼は金になると踏み、その企業を起訴。しかし…。

トラボルタ扮する弁護士ジャンの、昔からの気を許せる仲間ケビン。派手に目立った活躍シーンはありませんが、影でいつも仲間を支えている重要な役です。

1998年
「マーシャル・ロー」

監督:エドワード・ズウィック
出演:デンゼル・ワシントン、アネット・ベニング、ブルース・ウィリス

大都市ニューヨークのブルックリンで、バスジャックのテロ事件が起きた。 FBIテロリズム対策部長のハバードは、事件犯人の背後に政治的な思惑を 感じ取る。戒厳令が敷かれ、さながら戦場と化したNYで、陸軍、FBI、CIAの思惑が激しく交錯する…。

デンゼル・ワシントン扮するハブの部下フランク。ほとんどの行動をハブと共にしており、主役級に登場シーンが多いです。 ハブとの意志の疎通と言い、爆風に襲われた彼にただ一人駆け寄って声をかける情の厚さと言い、時折見せるお茶目なところと言い、プロ根性と言い背中に背負った重荷を 感じさせる表情と言い…申し分ない!ファンにはたまらん作品です。

1998年
「インポスターズ」

監督:スタンリー・トゥッチ
出演:スタンリー・トゥッチ、オリヴァー・プラット、アルフレッド・モリナ、スティーヴ・ブシェミ、リリ・テイラー、イザベラ・ロッセリーニ、キャンベル・スコット、 ウディ・アレン

演技力はあるのに売れない役者、アーサーとモーリス。バーである俳優のことをこき下ろしていたら、当人がやってきて一騒動。 慌てて逃げ出し迷い込んだ豪華客船。だかそこには世にも奇妙な客でいっぱいだった…。

豪華客船の一等航海士。鑑賞前に心構えしておきましょう。

1998年
「ポーリー」

監督:ジョン・ロバーツ
出演:ジェイ・モーア(声/出演)、ハリー・ケイト・アイゼンバーグ、ジーナ・ローランズ、ブルース・デイヴィソン、チーチ・マリン

清掃員のミーシャは、動物実験研究所の地下に閉じ込められているオウムが人並みに喋ることを知り、驚く。 お互い孤独な立場にあるひとりと一羽はやがて心を通わせ始め(オウム、ポーリーは大好物マンゴーに釣られて?)、ポーリーは自らの一大冒険物語を語り始めた…。

ロシアからアメリカへ移住してきた孤独で心優しい清掃員、ミーシャ。ポーリーの長い話の聞き役でもあり、珍しく癖のない正統派イイ人・シャルーブを見ることができます。しかもあの孤独な感じがたまりません。 オウムがほんとに喋ってるように見えるのは、オウムと向かう時のシャルーブの生き生きした表情が一役買ってると思います。ロシア語訛りも聞けます。

1998年
「パーフェクト・カップル」

監督:マイク・ニコルズ
出演:ジョン・トラボルタ、エマ・トンプソン、エイドリアン・レスター、ビリー・ボブ・ソーントン、モーラ・ティアニー、キャシー・ベイツ

▲アカデミー賞/助演女優賞(キャシー・ベイツ)、脚色賞
▲ゴールデン・グローブ賞/男優賞[コメディ/ミュージカル部門](ジョン・トラボルタ)、助演女優賞(キャシー・ベイツ)

大統領予備選挙に立候補した南部の州知事スタントンだが、キャンペーン活動真っ最中にスキャンダルが巻き起こる。 そんな中で新たに名乗りを上げた対立候補ピッカーが一気に人気を獲得してしまい、ジャックは窮地に立たされる事に。 ジャック陣営はピッカーの過去を調べ上げ彼の人気を潰そうと画策するのだが…。

後半に、過去のピッカーについて話をするチンピラ風の男エディ。こういういかにも小者ぽい彼はあまり見たことなかったので新鮮。 脇役に存在感ある俳優の多いこの映画、シャルーブもほんのわずかの登場シーンでギラッと光ってます。 プールサイドの椅子にだらーっと座って、でろれ〜んとアロハシャツを着て、ニタニタ笑ってちょっとろれつの回ってない喋り方してます。 なんだかやけに格好良く見えるのは私だけでしょうか。

1997年
「普通じゃない」

監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー、キャメロン・ディアス、ホリー・ハンター、デルロイ・リンドー、イアン・ホルム、ダン・ヘダヤ、スタンリー・トゥッチ

心優しい誘拐犯とタフな社長令嬢とのアンバランスな恋の行方を、オフビートな笑いに包んで描く。 人気小説家になる事を夢見ながら、巨大企業の清掃人として働くロバート。 突然クビになった事に抗議に向かった彼は、そこにたまたま居合わせた社長令嬢を誘拐するはめに!

バーの店長アル。ド派手なアロハに身を包み、絶望感溢れる人生論を訥々と主人公に語るマスター。悲壮感と哀愁に満ちた去りゆく後ろ姿が笑えます。 (でもマスターの説教を逆に糧にしてる主人公も逞しい)

1997年
「ガタカ」

監督:アンドリュー・ニコル
出演:イーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマン、アラン・アーキン、ローレン・ディーン、アーネスト・ボーグナイン

▲アカデミー賞/美術賞
▲ゴールデン・グローブ賞/音楽賞

遺伝子工学が発展した近未来。社会は遺伝子の優劣に於いてのみ人間の才能を判断していた。遺伝子操作されることなく生まれたヴィンセントは、 出生時に約30年の寿命と診断され、生まれた時から将来の見込みがない子供として育つ。宇宙飛行士を夢みる彼は、事故のため身障者となった元エリートに偽装し、 宇宙飛行士の施設『ガタカ』にエリート社員として潜り込む…。

DNAの売人として、イーサン・ホークをジュード・ロウにしてしまう大事な役割。 無機質な世界に溶け込んでいて、どことなくヒトじゃないような、ちょっと不気味な存在。

1997年
「メン・イン・ブラック」

監督:バリー・ソネンフェルド
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、リンダ・フィオレンティーノ、ヴィンセント・ドノフリオ、リップ・トーン

▲ゴールデン・グローブ賞/作品賞[コメディ/ミュージカル部門]

地球に侵入して来た異星人の監視を行う秘密組織MIBエージェントの活躍を描く。

トミー・リー・ジョーンズ扮する『K』に頭を吹っ飛ばされて再生する時計店の店主、ジープス。まさかこの役がシャルーブだったとは。 くるくるな目といい出っ歯といい「スパイキッズ」以上のガッツを見せてます。しかし元々ヒト離れしてるので、あんまり違和感ありません。 キモカワイイの原点はここにあり。と私は信じてます。

1996年
「シェフとギャルソン リストランテの夜」

監督:スタンリー・トゥッチ、キャンベル・スコット
出演:スタンリー・トゥッチ、マーク・アンソニー、ミニー・ドライヴァー、イアン・ホルム、イザベラ・ロッセリーニ、キャンベル・スコット

■全米批評家協会賞/助演男優賞(トニー・シャルーブ)
■NY批評家協会賞/初監督作品賞
■インディペンデント・スピリット賞/新人脚本賞(ジョセフ・トロピアーノ、スタンリー・トゥッチ)
▲インディペンデント・スピリット賞/主演男優賞(スタンリー・トゥッチ、トニー・シャルーブ)、新人作品賞(スタンリー・トゥッチ、キャンベル・スコット)
▲放送映画批評家協会賞/作品賞

イタリア移民の兄弟プリモとセコンドは、ニュージャージーの田舎町でレストランを営んでいる。職人肌のコックの兄と、経営のセコンドはケンカばかりしているが、 イタリア伝統のレシピで大成功するのが共通の夢だった。ライバル店からも買収を持ちかけられていたが、ふたりは有名な音楽家がこの町に来ることを聞きつけ、 宣伝のためにと有り金はたいて豪華な晩餐会の準備を始める…。兄弟の葛藤と絆を、数々の素晴らしいイタリア料理と音楽を織り交ぜながら描く。

職人気質で頑固なシェフ、プリモ。でも恋には不器用で、好きな人の前でのギクシャクした態度や、弟のお陰で彼女をパーティーに招待出来て、自分の厨房で自分の料理を 味見してもらっている時の、子供のようなはしゃぎっぷりはとっても可愛い!頑固で素朴、でもやっぱり本音ではパーティー大好き、そして何よりも故郷と家族を大事にする 愛すべきイタリア人シェフを演じ、全米批評家協会賞の助演男優賞を受賞しています。

1996年
「そりゃないぜ?!フレイジャー」
(第3シーズン第23話「気になる一言」)

監督:フィリップ・C・マッケンジー
出演:ケルシー・グラマー、デビッド・ハイド・ピアース、ジョン・マホーニー、ムース(犬)、ジェーン・リーブス、ペリ・ギルピン

フレイジャーは自分の番組を聞いたモニターのひとりがフレイジャーのことを"好きじゃない"と語ったのが気になって仕方がない。 他の全員は自分を気に入ってくれたのになぜ彼だけ?なんとしてもその答えが知りたくて、 フレイジャーはその男が働く売店にマーティンを行かせ理由を聞き出してもらうが…。

フレイジャーのラジオ番組の批評でただひとり"面白くない"とコメントするモニター役。その一言が不幸の始まりで、この後大変な目に遭うそうです。地べたに座り、 スウェットシャツの帽子を被り(しかも写真で見る限り三角形!)、眼鏡をかけ、いかにも惨めな表情のシャルーブ。映像を想像しただけでも笑いが込み上げてきます…。
写真と情報提供:エイドリアンさん

1995年
「X-ファイル」
(第2シーズン第23話「影踏み」)

監督:ジェームズ・コントナー
製作総指揮:クリス・カーター
出演:デヴィッド・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン

密室から人間が消える事件が連続して発生。現場に残された焦げ跡を見たモルダーは、人体の自然発火現象と関連づけ、捜査を始める。 線上に浮かんだのは磁気研究所のチェスター・バントン博士。ところが、博士を追っていた警官が博士の影を踏んだ途端に次々消滅してしまう事件が起こる…。

自分の影がブラックホールになってしまった、非常に可哀想な博士チェスター・バントン。 初っぱなから焦り、不安がり、疲れている様子がとてもよく伝わってきてさすが!爆発頭も見もの。

1994年
「星に想いを」

監督:フレッド・スケピシ
出演:メグ・ライアン、ティム・ロビンス、ウォルター・マッソー

自動車修理工のエドは、ある日車の修理に偶然立ち寄ったキャサリンに一目惚れ。いてもたってもいられない彼は、さっそく彼女にアタックしようと、 彼女が忘れていった時計を返しに行くのを口実に住所を訪ねた。胸を踊らせてチャイムを押すエドだが、彼の前に現れたのは、 驚くことに世界的な物理学者のアインシュタイン博士だった!

ティム・ロビンス扮するエドが務める自動車工場の工場長、ボブ。目立たない役ではありますがわりと登場シーンは多く、アインシュタインのお陰で自分の工場も有名に なると純朴に喜んでいるところなど微笑ましいです。

1993年
「ジプシー」

監督:エミール・アルドリーノ
出演:ベット・ミドラー、シンシア・ギブ、ピーター・リーガート

▲ゴールデン・グローブ賞/作品賞[TVムービー/ミニシリーズ]

ブロードウェイのヒット・ミュージカルを再度映画化。ふたりの娘とコーラスラインの少年を連れて全米を興行して回るステージ・ママ、ローズ。 普段あまりパッとしない彼女の娘ルイーズ(姉)は、ひょんな事からストリップの舞台に立ち、拍手喝采を浴びる…。

ジャッコおじさん。ジャッコおじさん…おじさん…シアトルの劇場で毎週金曜にショーを開いてるおじさん役なんですが見よこの格好。 アイルランドの民族衣装を彼に似合うよう特注・改造したのかと思うほど、板に付いてるのが怖い。非常にちょい役ながら初っぱなに登場し、見る者に鮮烈なショックを 与えます。パワフルお姉さんベッド・ミドラーにやや押され気味。
情報提供:通りすがりさん

1993年
「アダムス・ファミリー2」

監督:バリー・ソネンフェルド
出演:アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリア、クリストファー・ロイド、クリスティナ・リッチ、ジョーン・キューザック

▲ゴールデン・グローブ賞/女優賞[コメディ/ミュージカル](アンジェリカ・ヒューストン)

アダムス一家に新たな一員が加わった。モーティシアの赤ちゃんの乳母として、デビーという若い女性がやって来る。 だが、実はそのデビーは世にも恐ろしい連続殺人鬼だった!

後半、ジョーン・キューザック扮するデビーが騒いでいるバーで、ノリノリで歌いまくり踊りまくっている海兵さん。いきなり超ハイテンションで現れ、"マッチョマッチョ マ〜ン"と彼の歌声が聞ける上に踊りも見れます。しかしなんと言っても極めつけは…セーラー服でしょう(もちろん海兵さんの制服の方ですよ)

1993年
「ボビー・フィッシャーを探して」

監督:スティーヴン・ザイリアン
出演:マックス・ポメランク、ジョー・マンテーニャ、ジョーン・アレン、ベン・キングズレー、ローレンス・フィッシュバーン、ダン・ヘダヤ

■MTVムービー・アワード/新人監督賞(スティーヴン・ザイリアン)

チェスを通して家族の絆、人生の苦しみや喜びを描く。7歳にしてチェスの天才的な才能を見出されたジョシュは、世界一を目指して厳しい訓練を積む日々。 そんなある日、彼と同年代のもうひとりの天才ジョナサンが現れ…。

ジョシュがチェスクラブでチェスの相手をする、名もない男。モジャモジャ髭に気難しそうな表情。けどジョシュからお菓子をもらってちょっと嬉しそう。

1992年
「ハネムーン・イン・ベガス」

監督:アンドリュー・バーグマン
出演:ニコラス・ケイジ、ジェームズ・カーン、サラ・ジェシカ・パーカー、ノリユキ・パット・モリタ、アン・バンクロフト

▲ゴールデン・グローブ賞/作品賞[コメディ/ミュージカル部門]、男優賞[コメディ/ミュージカル部門](ニコラス・ケイジ)

母の遺言で結婚を決断できずにいる私立探偵が恋人に押し切られ、ベガスで挙式することに。 ところが金持ちギャンブラーが彼の恋人を奪い取ってしまったことから、彼は連れ去られた恋人を追って大奮闘。

運命の事件が起こるホテルの、新しい支配人役。チョイ役にも関わらずジェームズ・カーンにとっても惨いことをされていました(涙)髪はふさふさ体はほっそり、 当然だけど若い!

1991年
「バートン・フィンク」

監督:ジョエル・コーエン
出演:ジョン・タトゥーロ、ジョン・グッドマン、ジュディ・デイヴィス

■カンヌ国際映画祭/パルム・ドール(イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン)、男優賞(ジョン・タトゥーロ)、監督賞(ジョエル・コーエン)
■NY批評家協会賞/助演女優賞(ジュディ・デイヴィス)、撮影賞
■LA批評家協会賞/助演男優賞(マイケル・ラーナー)、撮影賞

1941年のニューヨーク。劇作家のバートン・フィンクは、ハリウッドに招かれて映画のシナリオを依頼された。 早速ホテルにチェック・インして部屋に入るが…。蚊の飛ぶ音、暑さで剥がれる壁紙…そこは薄暗く、不気味な雰囲気が漂っていた。

フィンク(タトゥーロ)が脚本を書くことになる映画のプロデューサー、ゲイスラー。熱血漢です。そして同じコーエン兄弟の映画「バーバー」と同様に、ここでも変な食べ方 してました。ランチのシーン。皿を挟んで両脇に置かれた牛乳と、紅茶だか何だかの飲み物を、一瞬どっちを先に飲むか悩むように見て(どっちだっていいだろうに) 結局牛乳→紅茶を立て続けにグビグビ。お腹壊しそう…。この頃は今よりもっとギラッギラしてます。

1990年〜1997年
「Wings」
トニー・シャルーブ…出演/Antonio Scarpacci(91-97)

監督:David Angell、Peter Casey、David Lee
出演:ティム・デイリー、クリスタル・バーナード、Steven Weber

1990年
「クイック・チェンジ」

監督:ビル・マーレイ
出演:ビル・マーレイ、ジーナ・デイヴィス、ランディ・クエイド

強盗を企てものの見事に成功したかと思われた銀行強盗の3人組。しかし、ほんの些細な失敗が、彼らをどんどん窮地に追い込んでゆく。

言葉の通じないタクシードライバー。「モンク」を見たことのある方ならお分かりかと思いますが、この作品がトニー語の起源?デタラメ言葉が炸裂してます。 それだけでも聞いてて可笑しいのに、さらに情けない表情とどう見ても怪しい風情とあまりに哀れな被害者っぷり。哀しくて可笑しい。

1990年
「ロングタイム・コンパニオン」

監督:ノーマン・ルネ
出演:キャンベル・スコット、ブルース・デイヴィソン、スティーヴン・キャフリー、メアリー=ルイーズ・パーカー、ダーモット・マロニー

■全米批評家協会賞/助演男優賞(ブルース・デイヴィソン)
■NY批評家協会賞/助演男優賞(ブルース・デイヴィソン)
■ゴールデン・グローブ助演男優賞(ブルース・デイヴィソン)

ゲイとエイズを題材に、あるゲイ・グループの9年間をスナップ風に綴ったヒューマン・ドラマ。互いに結束し合いエイズと闘う事を誓い合う仲間たちの 絆を描く。

エイズにかかる仲間のひとり、ポールを診察する医師。記念すべき映画初出演作!昔から彼は白衣が似合うと思います。隣の患者の付き添いであるケバイお姉さんから モーションかけられてました(?)

1989年
「デイワン 最終兵器の覚醒(めざめ)」

監督:ジョセフ・サージェント
出演:ブライアン・デネヒー、デヴィッド・ストラザーン、マイケル・タッカー、ヒューム・クローニン

後に広島、長崎に落とされることになる原子爆弾。『マンハッタン計画』と呼ばれた原爆製造と実験の課程を緻密に淡々と描いた社会派問題作。

物理学者エンリコ・フェルミ。実在したイタリア人ノーベル賞物理学者を演じています。若い頃からコメディの多いシャルーブですが、この作品では硬派な顔を 見せています。神妙な面持ちをしながら実験器具でコーヒーを沸かすシーンが個人的に好き。

1988年
「特捜女警部(デカ)-L.A.犯罪捜査線」

監督:ジョーグ・スタンフォード・ブラウン
出演:スザンヌ・プレシェット、ダニー・アイエロ、ジョー・モートン、ジョン・ポリト

治安の悪化した都市と汚職にまみれた警察内部。ひとりの女刑事が正義のために立ち上がる!

ロスにはびこる悪の虫ナヒード。シャルーブ、ロスのワルを代表して登場。ここまで凶悪面した彼にもなかなかお目にかかれるもんじゃありません。 なかなか貴重なラリってる演技でもあります。この頃から小技利かせてたんですねー。うーむ職人気質。
「クイック・チェンジ」「デイワン」共に情報提供:通りすがりさん

      tony shalhoub fan site